なぜPOMを使うのか?
なぜPOMを使うのか?
POMを使うメリットを具体的に説明します。
POMを使うメリット
1. 保守性が向上する
ページの構造が変わったとき、修正箇所が1か所で済みます。
例: ログインボタンのIDが変わった場合
POMなし:
// 10個のテストファイルで同じセレクタを使っていたら...
// 10箇所すべてを修正する必要がある
await page.locator('#login-btn').click(); // 全部修正!
POMあり:
// Page Objectの1箇所だけ修正すればOK
class LoginPage {
get loginButton() { return this.page.locator('#new-login-btn'); }
}
2. コードの再利用ができる
同じ操作を複数のテストで使い回せます。
// どのテストでも同じメソッドを呼ぶだけ
await loginPage.login('user', 'pass');
3. テストコードが読みやすくなる
何をしているか一目でわかります。
// POMなし - 何をしているか分かりにくい
await page.locator('#email').fill('test@example.com');
await page.locator('#pass').fill('password');
await page.locator('button[type="submit"]').click();
// POMあり - 明確
await loginPage.login('test@example.com', 'password');
4. チーム開発がしやすい
- ページ担当とテスト担当で分業できる
- 新しいメンバーもテストを理解しやすい
POMを使うデメリット
1. 初期の学習コスト
クラスやメソッドの概念を理解する必要があります。
2. 小規模プロジェクトでは過剰
テストが数個しかない場合、POMは大げさかもしれません。
📝 いつPOMを使うべき?
- テストファイルが5個以上ある
- 同じページを複数のテストで使う
- 長期的にテストを保守する予定がある
- チームで開発している
まとめ
| 観点 | POMなし | POMあり |
|---|---|---|
| 保守性 | 低い | 高い |
| 再利用性 | なし | あり |
| 可読性 | 低い | 高い |
| 初期コスト | なし | あり |