QAエンジニアとは何をする仕事か
QAとは「Quality Assurance(品質保証)」の略です。
QAエンジニアは、ソフトウェアやWebサービスが「ちゃんと動くか」「ユーザーが安心して使えるか」を確認し、品質を守る仕事です。
QAエンジニアの主な役割
1. テストの計画・設計
「何を」「どうやって」テストするかを考えます。
- どの機能をテストするか
- どんな条件でテストするか
- どうなれば「OK」と判断するか
やみくもにテストするのではなく、効率よく品質を確認するための戦略を立てます。
2. テストの実行
実際にアプリケーションを操作して、期待通りに動くかを確認します。
- ボタンを押したら正しい画面に遷移するか
- フォームに入力したデータが正しく保存されるか
- エラーが起きたときに適切なメッセージが表示されるか
3. バグの報告・管理
問題を見つけたら、開発チームにわかりやすく報告します。
- 何をしたらバグが起きたか(再現手順)
- 期待していた動作は何か
- 実際にはどうなったか
曖昧な報告では開発者が修正できないため、正確に伝える力が求められます。
4. 品質の改善提案
単にバグを見つけるだけでなく、「どうすればもっと良くなるか」を提案することもQAの大切な役割です。
開発チームの中でのQAの立ち位置
QAエンジニアは、開発者とユーザーの「橋渡し役」です。
開発者は機能を作ることに集中しています。しかし、作った本人は「こう使うはず」という思い込みがあり、意外な使い方で起きるバグに気づきにくいものです。
QAエンジニアは、ユーザー目線で製品を触り、開発者が見落としがちな問題を発見します。
QAエンジニアに求められるスキル
| スキル | 説明 |
|---|---|
| 観察力 | 小さな違和感や異常に気づく力 |
| 論理的思考 | 「なぜこのバグが起きたか」を筋道立てて考える力 |
| コミュニケーション力 | 開発者にわかりやすくバグを伝える力 |
| ユーザー視点 | 「使う人はどう感じるか」を想像する力 |
| 技術的な理解 | システムの仕組みを理解し、効果的なテストを設計する力 |
まとめ
QAエンジニアは、「製品の門番」のような存在です。
ユーザーの手に届く前に問題を見つけ、安心して使える製品を届けるために欠かせない役割を担っています。
そして今、その中でも「自動テスト」のスキルを持つQAエンジニアの需要が高まっています。この教材で、その第一歩を踏み出しましょう。