そもそも「要素」とは?
自動テストを書くことは、例えるなら「優秀なアシスタントに、作業手順書を渡す」ようなものです。
「ログインボタンをクリックして」とお願いするにも、まずアシスタントに「どのボタンが、ログインボタンなのか」を正確に教えてあげる必要があります。
この、Webページ上から目的の部品(要素)を見つけ出す作業が「要素の取得」です。ここでは、そのための強力な使い方を学びます。
そもそも「要素」とは?
これから「要素取得」「要素定義」という言葉がたくさん出てきますが、その前に、そもそも「要素」とは何なのかを簡単に説明します。
Webページ全体を、LEGOブロックで作られた大きなお城だと想像してみてください。
このお城は、たくさんの様々な形のブロックが組み合わさってできています。
Webページもこれと全く同じで、たくさんの「部品」が組み合わさって、一つのページが作られています。この、ページを構成する一つ一つの部品のことを、私たちは「要素」と呼んでいます。
要素の例
例えば…
- ページの一番上にある大きな見出し
- 記事の中にある写真やイラスト
- クリックできる「ログイン」ボタン
- 文章の各段落
- 他のページに飛ぶためのリンク
これらすべてが、一つ一つの「要素」です。
なぜ要素を正確に指定する必要があるのか?
自動テストでは、プログラムがあなたの代わりにWebページを操作します。
しかし、プログラムは人間のように「なんとなくこのへんにあるボタン」という曖昧な指示では動けません。
「このページの、この場所にある、この名前のボタン」 というように、正確に要素を指定してあげる必要があります。
次のレッスンから、要素を取得する具体的な方法を学んでいきましょう。