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プログラミングで大切なこと

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良いコードを書くための4つの原則
DRY・KISS・YAGNI・単一責任

良いコードを書くためには、いくつかの有名な「心構え」があります。

ここでは、その中でも特に大切な4つの原則を紹介します。この課題ではあまり意識する機会がないと思いますが、実際の現場でコードを書く際には、必ず必要となる非常に重要な考え方です。


1. DRY(ドライ)の原則:「コードを重複させない」

DRY = Don't Repeat Yourself
同じコードを何度もコピペするのではなく、一つの場所にまとめて、それを呼び出して使いましょう、という考え方です。

なぜ大切?

もし修正が必要になったとき、1ヶ所直すだけで済むからです。

コピペが沢山あると、全ての場所を修正しなければならず、ミスが起きやすくなります。

❌ 悪い例
同じコードが5箇所にコピペ
→ 修正漏れでバグ発生
✅ 良い例
1箇所にまとめて再利用
→ 修正は1回でOK

2. KISS(キス)の原則:「シンプル・イズ・ベスト」

KISS = Keep It Simple, Stupid
同じ結果になるなら、回りくどい複雑なコードよりも、誰が読んでもすぐに理解できる、シンプルなコードを書きましょう、という考え方です。

なぜ大切?

シンプルなコードは間違いが少なく、後から他の人が読んだり、修正したりするのも簡単だからです。

❌ 悪い例
天才しか読めない複雑なコード
→ 誰もメンテできない
✅ 良い例
初心者でも読めるシンプルなコード
→ チーム全員で改善できる

3. YAGNI(ヤグニ)の原則:「今、必要ないものは作らない」

YAGNI = You Ain't Gonna Need It
「いつか使うかもしれないから」という理由だけで、今必要のない機能を作り込むのはやめましょう、という考え方です。

なぜ大切?

今、本当に必要なものだけを作ることで、プログラムが不必要に大きく、複雑になるのを防ぎ、開発をスムーズに進めることができます

❌ 悪い例
「いつか使うかも」で機能追加
→ 結局使われない無駄なコード
✅ 良い例
今必要なものだけを作る
→ 必要になったら追加すればOK

4. 単一責任の原則:「一つの部品には、一つの役割だけを」

Single Responsibility Principle
一つの部品(関数など)には、たくさんの仕事をさせるのではなく、一つの仕事だけをさせるべきだ、という考え方です。

なぜ大切?

「メールを送る部品」「データを保存する部品」のように、役割ごとに小さく分けておくことで、修正がしやすく、間違いの少ない、非常に管理しやすいプログラムになります。

❌ 悪い例
1つの関数で10個の処理
→ どこを直せばいいか分からない
✅ 良い例
1つの関数に1つの役割
→ ピンポイントで修正できる

4つの原則まとめ

原則 意味 ポイント
DRY Don't Repeat Yourself コードを重複させない
KISS Keep It Simple, Stupid シンプルに書く
YAGNI You Ain't Gonna Need It 今必要なものだけ作る
単一責任 Single Responsibility 1つの部品に1つの役割
💡 今は覚えるだけでOK
これらの原則は、実際にコードを書いていく中で少しずつ身についていきます。今は「こういう考え方があるんだな」と頭の片隅に置いておくだけで大丈夫です。